第一印象の大切さは心理学的にも証明されている
第一印象の重要性は巷では有名ですが、心理学的にも「初頭効果」「ハロー効果」「ユニホーム効果」という名称で、実際に証明されているメリットがあります。
名称はどうでもいいのですが、どれも第一印象の重要性を訴えるための言葉です。
3種類も似たような言葉があるということは、それだけ活用ができるということの証明でもあります。
そのなかの一つが、最初のイメージによって相手の印象を決め、無意識のうちに第一印象を感じとり半年間持続するといわれるものです。
その第一印象はなにで決めているのかといえば、体格や姿勢、清潔感、ボディーランゲージです。
人はモノゴトを選択するとき、自分が思っている以上に人やモノの表面上の印象から強い影響を受けます。
恐ろしいことに、無自覚のままその後の選択や決断に強い影響を与えます。
心理学的にも証明されていますが、第一印象がよければその人のやることなすことすべて評価が高くなります。
学校や会社にもいませんか?然したる理由もないのに、何故か評価の高い人が。。。
結果には原因がありますが、そういう人たちは評価が高くなる原因がきちんとあったのです。
仕事によっては、とても顕著だと思います。
わたしたちも、幸せになれる、評価が高くなる原因を今日から作ればいいということです。
盲点になりやすいんですが、ただ元気でテンションが高ければいいというわけでなく、自分のテンションを「相手のテンションに合わせる」ということも重要です。
さんまさんはテレビの中では、あのキャラあってこそですが、落ち込んでいるときにさんまさんに相談したいという人は、少ないのではないでしょうか。
ずっと気合いを入れいるというのも難しいですから、印象はそのほとんどがピーク時と終了時に決まるという「ピークエンド効果」も頭に入れておく必要があります。
特に、女性との会話では、何を話すかよりも、声のトーンや表情、仕草が大事であるとされています。会話において93%はボディーランゲージで判断しており、会話の内容は7%しか印象に影響を与えないというメラビアンの法則で立証されています。
日常の例でいうと、あなたの家に来たセールスマンがその例です。猫背で自信無さげにボソボソと小さな声で商品の説明をしだしたら
「この人からは買いたくないな」と感じると思います。
逆に、笑顔で自信満々のセールスをかけられたら買うかどうかは別として
「話くらい聞いてみようか」と思ったり、商品ではなくそのセールスマン自体に興味が出てきたりします。
それだけボディーランゲージをはじめとする視覚からの情報は重要であり、実際に話している内容以上に多くの情報を相手にに与えています。
「自信を持って堂々と話せ」とか「話すときは相手の目を良く見ろ」とよく言われる理由もそこからきています。
・お腹からしっかりと声を出す
・相手の目をしっかりと見る
という表面上のことも重要ですが、ボディーランゲージは内面を映し出す鏡なので、表面上だけでなく心のなかも意識改革をする必要があります。
心のなかも意識改革する
心と体は繋がっているということは別記事にも書いていますが、
健康状態はある程度外見上にでますし、精神状態も思った以上に動作として現れます。
内面に強い自信があれば、ボディーランゲージもそのように必ず変わってきます。
ちまみに補足として、悪い印象を与えてしまった場合もあると思います。
心理学的改善策としては、単純接触効果がひとつとして有効ですが、やはり最初の第一印象を抜かりなく上げることが一番手っ取り早いです。
※単純接触効果・・・人は、見知らぬ相手には冷淡な態度をとり、攻撃的になるが接触回数が増えれば増えるほど親近感を覚えていく傾向がある
やはり単純接触効果も小細工のひとつに過ぎません。
女性は内面を察知する能力が男性より高い
小細工が通用する人は限られています。
特に女性や精神レベルの高い人は、見分ける能力が高いとされています。
それは言葉を話すことのできない赤ちゃんの状態を察知する必要があるため、そういった能力が備わっているようです。
私たちの内側にどの程度の自信や知恵、男性エネルギーがあるか、女性は30秒も話せば完全にバレてしまうようです。
この事実を逆手にとればモノゴトは有利に働きます。
内面を磨けば、好印象を残すことができるということです。
編集後記
ボディーランゲージは、私たちの内面を映し出す鏡です。
デビューしたての芸能人と、実際に経験や修羅場を潜ってきた一流芸能人。
仮にこの2人が同じ場所に立っていたとき、どちらが本当の人物かは、見た瞬間に分かるはずです。
人間は、相手のボディーランゲージを見ることで、その人の内面を知る能力を
生まれながら備えています。
ボディーランゲージは、内面を映し出す鏡ですので、内面に自信や知恵がないと相手には一瞬で分かります。
話をまとめると、見た目に気をつけることも重要ですが、内面もそれ以上に鍛えることが遠回りに思えるようでも効果が高いとうことです。
有名なセリフで、
”なにをいうかより、誰がいうか”
が的確な言葉といえるでしょう。
極端な例ですが、かの有名なセリフである「オレかオレ以外か」というローランドさんのセリフを出川哲郎さんがいったらどうでしょう。
きっと違う意味で捉えられてしまうと考えます。
有利な状況を作るには、セリフ内容などの小細工よりも内面、見た目への投資が必要になってくるといえます。
この記事へのコメントはありません。