経歴~東京下宿時代~

新生活への圧倒的希望

全くの新しい土地、環境、自由な生活が始まるため、上京の日を一日千秋の思いで、待ち望んでいた。

4月の入学までの期間のワクワク感は最高潮であった。

(またあれぐらいのワクワク感をいつか味わいたい)

地元にはいい思い出がなかったからだ。

思い出染みたものは全て売り払い、なに一つ持っていかず鞄ひとつ持って新たな土地での生活をスタートさせた。

1人暮らしをして、バイトしたり女の子と友達になったりなんかして、キャンパスライフでは全国から集まったいろんな土地の人と友達になったりするという希望に満ち溢れていた。

リア充になるんだ!と意気込んでいたが、

結論からいうと、結局大学デビューはビミョーに終わりました(笑)

事前に、学生会館の下見に何度も東京に足を運んだ。

少し新幹線への乗車への躊躇いはあったが、

パニック症状などは全く発症しなかった。

きっと希望が圧倒的に強く、不安という感情を掻き消したと思われる。

いま思うと、こんな時代があったんだなと感慨深くなる。

学校生活は、午後から夜間にかけて授業というライフスタイルも最高であった。

学生会館での寮生活をすることに決め、最寄駅は、西武柳沢駅であった。

東京への恐いイメージはあったが、すぐ消え去ってしまうぐらい住みやすい街だった。

下町のような雰囲気もどこかあり、人気のエリアのようだった。

東京に実際住んだ感想は、

  • 意外に恐くない
  • 意外に人が優しい
  • 想像以上に街に人が多い
  • 金があればより楽しめると思うが、無くても雰囲気が楽しめる
  • 他県とは雰囲気がまったく違う

といったところです。

学校生活スタート

実際の生活が始まった!

入学式までは、新生活の準備、東京見学などですぐお金がなくなった(笑)

全国からいろんな人が来ていて、友達も何人かできた。

心から話せる友達ができたことが、うれしい出来事だった。

気の合う友達と一緒に食事に行ったり、カラオケに行ったり友達の家でゲームしたりと。。。

青春時代を取り戻した感じだ。

高校時代は、学校と家を直行直帰であったため真逆の新生活を送っていた。

事実満たされていなかった心は、雪溶けのように溶けていき満たされていった。

学生寮生活も、快適な暮らしであったが一つ気になる点があった。

強迫神経症が完治していなかったのだ。

強迫神経症の一種である洗浄強迫、確認強迫に迫られて悩みがなかったわけではない。

2年生になって神経症状やバイトの関係で寮は出ることにした。

これから学生生活を東京で迎える方へのオススメとしては、

学生会館や寮生活よりも家具家電付きのアパートがいいとは思います。

家具家電を揃えると、引越しのときに大変な部分があるからです。

いったんレオパレスなどで家具家電付きの物件に住むことがベストです。

ウィークリーやマンスリーであれば、もし隣人関係や街の雰囲気など合わない場合は

引越しも一般賃貸よりも少し容易な部分もあるからです。

賃貸

私自身は、保谷駅近くにレオパレスを借りました。

スーパーも近くに3店舗ぐらいあって、なかなか快適な生活であった。

当時の精神疾患の状態

強迫神経症はなかなかよくならなかった。

だから外出時は火の元、コンセント、鍵の確認で15分間は確認作業をしていた(泣)

コンセント、鍵の施錠確認後、携帯のムービーで録画保存などです(笑)。

他には、財布やポケットから落し物をしてないかという強迫観があった。

当時は強迫観念が精神病の一種という事実が分からなかったし、思いもよらなかった。

しかし、満員電車にも普通に乗車することもできたし、トイレの感覚も普通で問題なく遠出もすることができた。

いろいろな経験のおかげで、

世間的に見れば普通のことが、自分にとってはとても恵まれていることを実感できるようになった。

当時行ったアルバイト

上京した学生には、アルバイトも楽しみのうちのひとつだ。

当時は、学校内とアルバイトしか異性と知り合う方法も知らないためでもある。

ちなみに、寮生活だとバイトの選別にけっこう苦労する。

朝食、夕食の時間が決まっているためだ。

実際バイトの採用基準というのは、先方が希望する勤務時間帯に入ることが一番大きい採用基準と思うので、ドラッグストアやスーパーのバイトは不採用になったりした。

その中で採用されたのが、肉のハナマサというスーパーであった。

主に品出し、たまにレジ。

ただ、1か月ほどでクビになってしまう。

24時間営業するという理由からであったが、実際あまり使えないやつだったのであろう。

夏には軽井沢でのホテルで軽井沢で1か月間の泊込みの仕事をした。

東京から新幹線で向かわずに、在来線とバスを乗り継いで向かったので青春らしいといえば青春らしい行動だ。

ベルボーイ、途中から料飲の部門を担当したが仕事的にはキツかった。

初日は、客室に泊まらせてもらい待遇面で歓喜したが、それも束の間であり、次の日からは、2Kのアパートの部屋で3人住むという共同生活も経験した。

1か月男3人の共同生活に欲求不満になりすぎて、群馬の風〇まで行こうとして断念した記憶ある(笑)

ただ自転車で行ける距離じゃなかった。

この時期からナンパを始めていれば状況も少し変わっていただろう。

ビラ配りに行ったり、一緒にベルボーイやった外国人ベルボーイと仲良くなったりと充実していた。

料飲部門はけっこう皿洗いの量多く、現場が殺気立っていた。

逃げ出すアルバイトも後をたたなかったが、自分は不思議と続けることができた。

仕事帰りに感じる自然や夜空が綺麗だったことも、息抜きになったのも理由にひとつかもしれない。

風呂はもちろんホテル備え付けの露店風呂を利用していた。

まかない料理とか食べたり、まさに青春といった感じだ。

不思議なことは、体力的、精神的にキツイはずなのに精神疾患が一切発症しなかったということだ。

やはり神の意志、自分の意志が疾患を決めている気もする。

東京に戻ってからはケンタッキーでバイトした。

ドラムは肉の量が少ないからカウンターで「ドラム以外」と注文するという豆知識は当時覚えた。

2年になってからは、スーパーで品出しの仕事、グッドウィルでのスーパーへの日雇い派遣の仕事(埼玉県のイオンでの魚屋の呼び込み、惣菜の弁当作り)であったり、足つぼマッサージのリフレクソロジーの仕事や東京ドームの清掃のバイト、郵便局の内勤等、経験した職種は多岐にわたる。

当時の異性関係

東京デビューを意気込んでいたためか、以前ほど異性と話せないということはなかった。

ちなみに仲良くなった女の子は、スーパーで一緒に働いていたUさん。

初めて2人きりで食事に行く機会にテンション上がりまくりであった。

リフレクソロジーがプリンスホテルのテナントに入っていたので、なぜか仲良くなったKさん。

一緒にカラオケとか食事に何度も行きましたが、男女の関係にはなれず。

それだけ当時、かなり奥手ということがわかる。

いまになって思えば、「あなたがその気なら受けてたつわよ」というOKサインは出ていたにもかからず・・・・。
女子のサインを見抜くには、経験が必要だ。

当時の自分には、その経験が皆無だったのだ。

20歳を超えても童貞のままであった。

世間に「童貞は悪」洗脳されていたため、異性関係については卑屈になっていた。

当時の就職活動

就職活動に関しては、中小企業であったり名の通った企業なども受けたりした。

1次選考までは通過しても、それ以上は駒を進めれなかった。

それは、本当にこのまま地元に帰らず東京で就職していいのかという迷いがあったことだったと思うし面接では自信なさげであった。

経験上迷いがあると、相手に自信なさげに映るのでいい印象は持たれにくいです。

神経症で飛行機に乗れないという負い目もあった。

最終的には、東京で就職は決まらずに地元愛知県で就職することになるが、いま思い返しても最高に楽しい2年間でした!

あのときの出会い、出来事すべてに感謝です。

自分の人生で生きてさえいれば、いいことも起きると証明できたと思う。

気の合う友達がいて、学校に行きアルバイトをして、心身も健康で一人暮らしをする。

世間では普通のことも自分からすれば、とてもいいことだと思えるようになった。

もし迷っている方で経済的、健康的問題がなければぜひ上京をオススメします。

多少なりとも楽しさが伝わればいいなと思っています。

このメッセージを見たこともなにかの縁だとも思いますし、ぜひ挑戦してみてください。


しくじりと思われること

  • 東京にいるメリットを活かしきれていなかったしくじり
    遊ぶところが多い、人が多くナンパに最適というメリットを活かしきれてなかった。
  • 学生寮でなくアパートに住まなかったしくじり
    門限、食事の時間からバイト選びに苦労したことと、強迫神経症は奇異の目で見られることを予測すべきであった。
  • 情報収集を怠ったしくじり
    インターネットを本格的に利用し始めたにもかかわらず、生活向上に活かしきれていない。
  • 開き直りを活用しなかったしくじり
    オレを知っているものは誰もいない!というメリットを最大限に利用しなかった。

やってよかったこと

  • 多様な職種のアルバイトを行なったこと
  • 勇気を出して、何人かの女子から連絡先を聞けたこと
  • 積極的に遊んだこと

編集後記

私自身はじめての一人暮らしで、右も左も分からないため「学生会館」いわゆる「寮生活」という選択を行いました。

しかし、提供される食事の時間帯による制限からアルバイトがなかなか思うように決まらなかった経緯があります。若い人には少し勇気がいりますが、やはりアパート暮らしをオススメします。

アルバイトの融通も効きますし、夏休みだけの住み込みのアルバイトも食費を無駄にしなくて済みます。

※寮は、賃料に食費が含まれているため

いまはお得なキャンペーンを行っている不動産会社もたくさんあります。

自由で楽しい1人暮らしをぜひ満喫してみて下さい。

キャッシュバック賃貸

ちなみに自分がアパート選びに利用した賃貸会社はレオパレスでした。

賃貸

 

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