スピリチュアルが好きだったアルマジロウです。
ちなみに私自身に霊感やスピリチュアルの能力はまったくありません(笑)
しかしスピリチュアル系の本は10冊以上読みましたので、スピリチュアル界隈でいわれている共通知識のようなことが見えてきました。
それに当てはめると今回の件はどういった経緯で起きたのか、考察したくなりました。
その点を踏まえ、素人の考察ということを念頭に置いて読み進めて頂ければと思います。
そして先に言っておきますが、納得のいく答えは出ませんでした。
でも、なにかを考えるきっかけになるかなとは思います。
目次
大阪にて男子高校生が自殺を図り、下にいた通行人にぶつかった事故が起きる
今回起きた事件の概要は、下記の通り。
大阪市の阪急大阪梅田駅近くの商業施設で23日、大阪立高校の男子生徒(17)が転落して死亡し、下にいた通行人の女性にぶつかった事故で、大阪府警は24日、意識不明の重体だった女性が搬送先の病院で死亡したと発表した。府警は、男子生徒が自殺を図って屋上から飛び降り、女性が巻き込まれたとみて捜査している。
曽根崎署によると女性は当時、買い物のため、知人の女性と施設の出入り口付近を歩いていたという。落ちてきた男子生徒の体が古川さんの背中付近を直撃したとみられる。
飛び降り自殺はオーソドックスな自殺方法ですが、関係ない人が巻き込まれてしまうことは過去にもあったようです。
- 1954年9月13日 – 東京都中央区日本橋の白木屋デパート(現コレド日本橋)屋上から主婦(27)が飛び降り、真下で営業していた宝くじ売りの女性(53)を直撃した。飛び降りた主婦と女性はまもなく死亡した。
- 1962年11月25日 – 東京都中央区のそごう有楽町店(現ビックカメラ有楽町店)屋上から埼玉県在住で自殺未遂を繰り返していた少年(18)が飛び降り、路上を歩いていた女性(43)を直撃した。飛び降りた少年と女性はまもなく死亡した。
- 2004年8月8日 – 兵庫県西宮市の市営住宅(12階建て)の非常階段から同住宅在住の無職男(30)が飛び降り、歩道付近で友人と雑談していた県立高校定時制の男子生徒(20)を直撃した。飛び降りた男は全身打撲でまもなく死亡。男子生徒も1時間半後に病院で死亡が確認された。
- 2004年12月31日 – 東京都武蔵村山市の団地において、埼玉県在住で同団地に帰省中だった無職女(42)が、12階通路の側壁を乗り越えて飛び降り、同団地に住む男性(54)を直撃した。飛び降りた女と男性はまもなく死亡した。
- 2007年11月6日 – 東京都豊島区の「池袋PARCO」(8階建て)の屋上から無職女(25)が飛び降り、千葉県在住の男性会社員(38)を直撃した。飛び降りた女は死亡。男性は重体に陥り、その後11月10日に死亡した。警視庁池袋署は飛び降りた女を重過失致死容疑で被疑者死亡のまま書類送検した。
簡単に調べるだけでも、これだけあったということは巻き添え事故も珍しいことではないといえます。
スピリチュアルによると亡くなる時期や死に方を決めて生まれてきている
スピリチュアルでは定説ですが、生まれてくる前にある程度どういった流れの人生を歩むか青写真を見て納得して生まれてくる説が有力です。
その際には、両親を決め、死ぬ時期やどういった死因で死ぬかということも決めているそうです。
ただし今世では自殺すると決めて生まれてくる魂はいないらしい
これは大多数のスピリチュアル本に書いてありますが、自殺は運命であるため今世で自殺するぞと決めて生まれてくる魂はいないという見解です。
ただ、うる覚えですが美輪明宏さんの意見には自殺することも見越して生まれてくる魂もあるらしいとのことです。
たしか読者である一般人が美輪明宏さんに相談して回答していく形式の本に
友人がいじめなどの苦労の末自殺してしまったという相談の回答に、「自殺することも見越して生まれてきた」という回答がたしかあったような記憶があります。
自殺することによってお役目が終わったというような感じだったと思います。
自殺した高校生からのスピリチュアル観点
自殺を本気で実行しようと考える人は、周りの人や状況、実行したあとの遺された人の影響などについて気を配れる気力がない場合がほとんどだと思います。
鉄道での飛び込み自殺に関しても、賠償金がかかるということはもちろん頭のどこかで理解しているはずです。
ですが自殺を考えている人の脳内はとにかく一刻も早くこの苦しみから逃れたいという思考が頭の中を占領しています。
例えばサウナに限界までいる人が、一刻も早く出たいという一心なので、そのときの世界情勢など全く気に留めていないような状況です。
そして苦しみから逃れたい一心の状態では、守護霊や天からの「自殺を考え直してほしい」というメッセージも届きにくい状況であるといえます。
自殺を決行してしまうことは、生まれる前に決めてきた本来の寿命より先に自殺という手段で死期を早めることになります。
これはスピリチュアルの観点でいえば、「宿命」でなく「運命」にあたるといわれています。
そして、数多くのスピリチュアルカウンセラーは、自殺した魂は生まれる前に決めてきた寿命の年まで後悔が続き成仏はできないといわれています。
飛び降りの巻き添えを食らった女子大生からの観点
スピリチュアルの知識を元に考えると、
女子学生のこの死因や死期は生まれる前の「宿命」として決めてきたことなのかが疑問に残ります。
例えば自殺の直前に
- 赤信号に捕まった
- 電車に乗り遅れていた
- 前の人の歩く速度がゆっくりだった
- 誰かから着信があり、少し足を止めていた
などの状況が起これば、この巻き込まれ事故は起きていなかったからです。
もしスピリチュアル界隈でいわれていることが正しければ、
過去から現在にかけて1分1秒どういう動作をするか決まっていたことになります。
なぜなら生まれる前に巻き添えを食って亡くなるというシナリオを描いてきたからです。
しかし、相手方の高校生が飛び降りるという宿命は決まってないはずなので、矛盾点だけが残ります。
ちなみに、1分1秒どういう動作をするか決まっていると唱えいた有名な著作家がいます。
それが小林正観さんという人です。
小林正観さんの考え方
”ありがとうの効果”を提唱したことで有名な小林正観さんという方がいます。
小林正観さんの考えでは1分1秒どういった行動をするのか、また言動や思考に至るまで生まれる前に決めてきたという考えの人です。
では、巻き添えを喰らった女子学生の死は必然だったのか・・・。
小林正観さんなら、なんて答えるのか気になるところです。
ちなみに今苦しいと感じる方は”ありがとう”という言葉をなるべく呟いてみてください。
心が感謝の視点に変わって、プラスの心になっていきますよ(*^^*)
目標は1日に100回以上といわれていますが、あまり気負いせず可能な限り呟いてみてください。
世界5分前説
小林正観さんの考え方とは対照的に、世界は運命で決まってるわけでなく5分前に作られたという考え方もあります。
俗にいう「世界5分前仮説」というものです。
この仮説によると、世界は5分前に(ついさっきという意味)始まったばかりで、それ以前の記憶は全て捏造された物であるという考えです。
これは記憶を、常に作り続けているという仮説であり、この世界は、超高性能コンピューターが作り出した仮想世界であるというものです。
スピリチュアルは奥が深いので、勉強すればするほど現実離れしていていきます(;^ω^)
僕自身としてはバタフライ効果を割と真面目に信じてます
※バタフライ効果・・・ほんの些細な事が、徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がるかという考え。
ちょっとした行動や思いの違いの積み重ねによって未来は変わってくるということを割と真面目に信じてます。
例えば、日常生活に当てはめるとふとした道順や買い物する場所やモノで大きく未来は変わってくる可能性があるということです。
今回の事件でいうと、巻き込まれた女子学生のその日の起床時間や食事メニューの選択によっては梅田に出かける未来は起こらなくて、
事件に巻き込まれることもなかったのではないか?ということも一理あったということです。
最後に(自殺を考えてる人へ)
スピリチュアルという分野が流行りだしてけっこうな月日が経ちますが、いま流行っているからといってスピリチュアルが正しい保証はどこにもありません。
僕としてはスピリチュアルでいわれてることは本当のような気がしますが、スピリチュアル自体本当かもしれないし、嘘かもしれません。
死んだらあの世や魂がなくて真っ暗なのかもしれません。
ただ、いま自殺を考えてる人に伝えたいのは、同じ状況は絶対続かないから時間稼ぎしてでも、生き延びてほしいということ。
明日たまたま見たテレビ番組に心動されるかもしれないし、たまたま出会った人と意気投合して自殺がどうでもよくなるかもしれないし、薬が明日急に効いてくるかもしれないし
あらゆる可能性はゼロじゃないと思うんです。
とにかく生きていればほんの少しずつ状況は変わるといえます。
この世の物質は常に動いています。
地球は公転も自転もしてるし、原子核の周りを電子が回っています。電気やガソリンもエネルギーが動いています。
これは状況や感じ方も例外じゃないと感じています。
なぜなら人間は宇宙の一部だからです。
この世は諸行無常と昔の賢い人が悟って、いまも伝えられています。
人生はいつ逆転するかも分からないし、いつ終わるかもしれません。
スピリチュアルでは、この世はゲームでスリルを味わいに来ている説が有力です。
宿命や運命で決まっていようと、世界が5分前に作られていようとも
どんな状況であれ今を生きることとほんの少しの行動(テレビをつける、散歩に出る、ネット検索する、YouTubeを見る、ほんの少し食事を摂ってみる)が大事なんじゃないかと思っています。
自殺を考えていた”若井おさむ”や”甲本ヒロト”もたまたま見たテレビ番組で自殺するのをやめたといっています。
次はあなたのターンかもしれません。
自殺してしまったら逆転するはずだった物語の”続き”が見れません。
いまの状況が苦しいなら逃げましょう。
死ぬくらいなら学校や会社なんて行かなくていいと思います。
今まで生きてきてバックレたり退職代行使って急に来なくなった人は5人ぐらいいたと思います。
僕自身もバックレしたり診断書もらって急に明日から休んだこともあります。
でも今なんとかやっています。
イヤな人が多かった人生は普通の人でも、めちゃくちゃいい人に見えてきます。
これは僕が経験済みです。
これから出会う人たちは素晴らしくて気の合う楽しい人がたくさんいます。
でも出会うのは、3日後かもしれないし、1週間後かもしれないし、1カ月後かもしれません。
ドラマによくある”続き”に期待しましょう。
難しいかもしれませんが、明日や未来を信じてください。
状況や心境が、わからないぐらいほんの少しずつ変わっていきます。
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