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目次
不定愁訴の悩みに「漢方内科」を選んだ理由
私は20代の頃から不安症状や多くの不定愁訴(原因不明の体調不良)に悩まされ、
精神科で処方される西洋薬に頼る日々が続いていました。
しかし、
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副作用の心配
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長期服用への不安
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ベンゾジアゼピン系の離脱症状
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「根本改善になっていない感覚」
これらが積み重なり、「このままじゃいけない」と思うようになり、
身体そのものを整える漢方薬に興味を持ち始めました。
26歳ごろに初めて精神科の先生から漢方薬の提案がありました。
そのとき聞いた特徴として興味を持った理由としては、
- 副作用が限りなく少ない
- 西洋薬と併用ができる
- 身体全体を整え、強化していく
といったものです。
その提案があるまでは、漢方薬の存在をなんとなく知っている程度で、
自分とは無縁のものと認識していました。
はじめての漢方薬は、有名なツムラの漢方薬が処方されましたが、
正直、昔はツムラと言えば入浴剤を思い浮かべる程度で、漢方の知識はゼロの状態でした。
そんな私が26歳で初めて処方されたのが「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」でした。
ただ、その頃は、
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舌に残りやすく、味に抵抗があった
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お湯がすぐ用意できず溶かしにくかった
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病院側が「みんなに処方しているから」という理由での処方で薬に大きな期待が持てなかった
これらの理由で、きちんとした服用から遠ざかってしまい、
飲んだり飲まなかったりということが大きな原因だと思います。
継続して服用しなかったため、
結果として効果を実感できなかったのが当時の現実です。
また精神科の先生の処方は、個人に合わせたものでなく「みんなが使ってよかったから」というような処方のされかたでした。
パニック障害なら「半夏厚朴湯」といったような教科書通りの処方が多いと思います。
それも効果を実感できなかった1つの要因かもしれません。
再び漢方に挑戦した理由:離脱症状のつらさ
長く精神安定剤(特にベンゾジアゼピン系)を服用すると、どうしても身体が依存した状態になり、離脱症状に悩ませられる状況になっていました。
医師にも言われたのですが、
「いきなり減薬・断薬は身体が耐えられない。漢方で体質を整えながらゆっくり減らすのが正しい方法」
私自身も離脱症状を経験し、そこで初めて本気で“根本改善”
の必要性を痛感しました。
そして「自分の体質に合った漢方を出してくれる専門医に相談しよう」と決意したのです。
ただ再度挑戦するには個々の症状、体質に合わせた処方が必ず必要だと思っていました。
そこで漢方内科の受診しようと思い立ち、受診した次第です。
以下に自分自身の漢方内科受診の体験を書きましたので、参考にしてみて下さい。
名古屋の栄漢方内科クリニックを受診【実際の体験談】
名古屋には漢方内科が多くありません。
今回私がお伺いしたのは、名古屋栄にある栄漢方内科クリニックになります。
アクセスは良好で、受付も医師もとても丁寧な対応のため
初回から安心感がありました。
取っつきにくい高圧的な医師とは真逆の方でした。
診察の流れ
漢方内科の特徴は、以下のように身体全体をみることです。
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舌の状態(舌診)
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脈の強さ・早さ(脈診)
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お腹の硬さ・腹直筋の緊張状態(腹診)
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生活習慣・メンタルの状態などの問診
一般的な精神科の“症状だけを見る診察”とは全く違い、
まさに オーダーメイドの処方 という印象でした。
じっくりと問診を行い、症状と体質に合った最適な漢方を処方します。
不安神経症・パニック障害の私が処方された漢方
医師の判断で以下の3つが処方されました。
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甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
→ 不眠、不安、イライラに効果 -
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
→ 神経過敏、ストレス、不安に -
黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
→ 虚弱体質の改善、体力回復、胃腸の補強
どれも身体全体をゆっくり整えるタイプ。
医師も
「身体が依存してしまうため、デパスなどのベンゾ系の薬はおすすめしません。」
とはっきり教えてくれました。
西洋薬より漢方の薬の方が、効果は穏やかですが依存症は少ないです。
西洋薬を急に減薬、断薬するよりも漢方で体質を少しずつ整えてから減薬、断薬をしていくことがベストなはずです。
なぜなら身体がもう既に西洋薬に依存しきってる状態で断薬すると、不調が生じる可能性が少なからずあります。
いわゆる離脱症状です。
自分自身も離脱症状が出はじめて、初めて真剣に検討し始めました。
精神安定剤の服用歴が長いと、精神不安定をその場しのぎで今飲むのか、薬が切れた際に精神不安定症状に悩むのかの違いになってきます。
結局、根本の部分を直さないとループになってしまいます。
西洋薬は「無利息の借金」。早めの完済が大切
私自身が感じたことですが、西洋薬の「精神安定剤」は即効性がある反面、
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飲むと一時的にラク
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切れると不安定
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ずっとループが続く
こんな仕組みになっています。
「ベンゾジアゼピン依存症」といった症状名まであるぐらいですから、依存してしまうケースは少なくないのでしょう。
半年以上飲み続けている人は、黄色信号 だと思っています。
漢方で体質を整えながら減薬するほうが、圧倒的に負担が少ないです。
市販の漢方を試す選択肢も視野に|養命酒も効果的
「漢方内科に通う時間がない」
「まずは市販で試したい」
という方は、市販漢方や養命酒も選択肢になります。
養命酒が向いているタイプ
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冷え性
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虚弱体質
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胃腸が弱い
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寝つきが悪い
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疲れが抜けない
養命酒は14種類の生薬が配合されており、口コミでも
「身体が温まる」
「朝のしんどさが軽くなった」
と評価されています。
実際、私自身も漢方内科に行くまでの間は養命酒を飲んでいましたが、
“とりあえず体を温めておきたい人” や “夜ゆっくり眠りたい人” にとても向いていると感じました。
リンク先の公式ショップなら偽物の心配もなく、まとめ買いで安くなることが多いです。
体調不良の根本は、冷えと胃腸の調子が要ですので、生薬がそこを改善していく「養命酒」も体調改善には有効です。
また、Amazonでも漢方薬を購入することができます。
病院に直接行くことがメンドウだけど、試したいという方にオススメです。
また女性の更年期障害で、「漢方と併用する人も多い」といわれているのが、
エクオールという大豆由来の成分。
エクオールは、体内で女性ホルモンに似た働きをすると言われていて、
自律神経の乱れや更年期前後の不調をサポートする目的で使われることが多いそうです。
実は、エクオールは体内で作れる人と作れない人がいるとのこと。
作れない場合は、サプリで補うという考え方もあると説明されました。
私が調べた中では、
医療機関でも扱われることがある「エクオール」というサプリがあり、
漢方と併用しやすい・続けやすい設計なのが特徴のようです。
私自身は、漢方治療の考え方を知る中で、こうした選択肢もあるんだなと感じました。
エクオールは女性向けのイメージが強いですが、
実際には男性が飲んでも問題なく、
自律神経や加齢に伴う不調のサポート目的で利用されるケースもあるそうです。
エクオールをはじめて知った方もいると思うので、
更年期障害に悩む方は、医師に相談しながら試してみるのもいいかと思います。
あとがき:あなたの身体の声を最優先に
ここまで読んでくださった方の多くは、きっと今の不調に悩んでいると思います。
精神安定剤は確かに助けになります。ただ、長く服用すれば身体が疲れてしまうことも事実。
無理に辞めろとは言いません。
でも、あなたの身体が「そろそろ違う方法も考えてほしい」
と言っている時期かもしれません。
漢方はゆっくりですが、確実に身体を内側から変えてくれます。
今回の記事が、あなたの選択肢を少しでも広げられたなら嬉しいです。
















