思考しないで、世間に流されるまま生きてきたアルマジロウです。
この情報が氾濫してる世の中で、自分が本当に欲しいものを知る重要性についてまとめてみたいと思います。
心の中も整理する
「鏡の法則」という言葉があります。
現実は心のなかを映し出す鏡というものです。
心のなかがきちんと整理されておらず、散らかっている状態であれば、人生もあっちに行ったりこっちに行ったりとブレてくるということです。
目標や欲するものが定まると、心が清々しい気持ちになりますが目標などは継続して持ち続けることは簡単ではありません。
人の心や行動は縁によって移ろいやすいものだからです。
情報化社会では多様な情報が行きかい、さまざまな縁に触れる機会が多く、心が移ろいやすいです。
この世の中は、陰と陽、心のなかと現実が互いに対極の位置で関係し合って成り立っています。情報化社会の現実のなかでは心のなかも散乱しやすいです。
1か月に1回人生計画を建てるということは、心の整理に繋がっていきます。
心も常に無常に移り変わっていきます。
人生計画は、けっこう忘れがちになりますので1つのポイントです。
「なんのために生きているか」
の答えとなるものは、いわゆる生きがいに当たりますが、忙しくて深く考えない方も多いと思います。
しかし、この答えがないと無気力になっていきます。
なんのために生きているかに正解はありませんが、自分なりの答えは持っていたほうがいいことになります。
- お金持ちになって、豊かな生活をするため。
- 死ぬのが恐くて、できないからただ単に生きてるだけ。
等の回答が多いとも思います。
ちなみに僕は後者の考えで、結局なにかを手に入れたとしても、いずれ死ぬのだから意味ないじゃないかという怠惰な考えでした。
そのときが良ければいい!という刹那的な生き方に基づく考えです。
欲を最小限の労力で満たせればいいと、自分自身流されるまま惰性で生きていました。
いまの時代は安価でもいい商品、サービスが手に入りますからあまり努力やハングリー精神、夢というのがなかったです。
自殺願望も強かったですし、極端な性格で1がダメなら10ダメだと思い込むタイプでもありました。
漫画のキャラでいうと、仙水忍や大庭葉蔵の考えに似ていて、「幽遊白書」や「人間失格」等は夢中になって読んでました。
気づくことにだいぶ遅れをとってしまいましたが、ひとつ分かったことがあります。
それは一本芯を持たずに生きていると、これだけモノが豊かで情報発達した世の中では自分を見失い、自分自身わけがわからなくなるということです。
これだけの情報が発達した社会で、流されるまま生きていると混乱が生じてきます。
そこに安らぎや安心の感情はありません。
個人差もありますが、もっともらしい常識、信念、間違った情報が自分のなかに蓄積され続けなにが正解かわからなくなります。
学校教育の基本は正解は1つしかないと教える教育をしていますので、余計に拍車をかけているはずです。
Aが正しいという情報がある。
Bが正しいという情報もある。
しかもそのAとBが対極の情報も多々あるわけです。
例をあげると
例1 牛乳は体にいいという正解A。牛乳は体に悪いという正解B。
例2 正社員で働くことが絶対正しいという正解A。正社員じゃなくてもフリーターや自営で稼ぐほうが絶対正しいという正解B。
この世の中の正解はあってないようなものです。
批判もあるかと思いますが、
さきほどの例の正解A,Bも正直どれが正解というわけでもありません。
このことの正解は、自分が中心なって決めるべきです。
なにが正解か?決めるのは誰か?といったら自分であり、あなた自身です。
「直観を信じろ」という記事にも書きましたが、自分の奥底では答えが出ています。
現代の教育では、周りと合わせるべきと教えていますが、これがひとつの罠であったりします。
自分中心になることはイケナイとされておりタブー視されてますが、ある程度自分中心にならないといけません。
周りに迷惑はかけてはいけないことは常識ですが、現代ではそれが過剰になりすぎています。
そのままでは、他人の人生を歩むことになりストレスが増え、病気になってしまいます。
この世の森羅万象、中心軸があってスピンすることで力を得ています。
ミクロの世界では原子を電子が回り、マクロの世界では、惑星が自転し、さらに公転することで、エネルギーを生み出しています。
巨大な銀河でさえ、ブラックホールを中心に回転しているそうです。
人間も宇宙の一部であり、原子の構成によって成り立ってますので、やはり人間も中心があってスピンすることで、本来のパワーを発揮できるという単純な原理です。
モノが豊かで情報が溢れかえった現代では、あなた自身の心をクリアに整理整頓しないと混乱し、壊れてしまう危険性が高いということです。
参考までに以前、知恵袋で
「教えて!goo」にも「正社員ですが週5勤務が辛いです。」という質問が寄せられていたそうです。
回答している人たちも質問者との経歴や体力、経済事情が違うわけですし、他人のことを本気で思って回答してるとも思えません。
体力がなく感受性が強く、ストレスに弱い人には、ほんとに週5日勤務はキツイのです。
そんな状況でも、周りは老後がどうとか、他人に迷惑をかける等の大義名分を出し、なにがなんでも週5日働けと言ってくるでしょう。
これは精神的、体力的に弱くなってみないとわからないですし本人の立場になってみないとわかりません。
ストレスの感じるモノゴトや捉え方は、人それぞれによって違うからです。
自分の精神力や気力、肉体のことは自分が一番よく分かっているはずです。
身体が虚弱体質にもかかわらず、週5日働かなくてはいけないという常識や世間体ばかり気にしていては病気になってしまう可能性が大きいです。
そこで、「なんのために生きているか」というブレない自分なりの正解を胸に掲げておく必要があるというわけです。
心にフィルターを意識して通すものを厳選
いまの世の中は「ネガティブな情報」で溢れています。
ニュースでは必要のない負の情報も流しています。
その背景には、ネガティブなニュースを流すとスポンサーが流しているCMの商品が売れるからです。
そういった意味では、心に一本の芯を持ち、余計な情報が入ってこないフィルター的な役割のものを心のなかに持ったほうがいいですね。
いい情報は通過させ、悪い情報は遮断する必要があります。
両極端な正解も溢れていますから、情報も話半分で取り入れることです。
実際、なんでもかんでも取り入れようとして私自身苦労した体験があります。
自分で決めた「なんのために生きているか」1本芯を大木のように太くすることが、人生の意味のようにも感じています。
まずは一本芯を作ると意識することが、最初です。
キーワードは何をしているときが楽しいかです。
次に、なにに悩んでいて、なにを望んでいるのかを紙に書くだけでもみえてくるものがあります。
欲しいものやストレスになるようなイヤなことを明確にする必要があります。
俗にいう「己を知れば百戦殆うからず」です。
頭で考えるよりめんどくさいですし、変わらないと思いますよね?
でもこれがけっこう結果に差が出て役に立ちます。
脳は僕らが考えるより優秀ではありません。
普段は充分な力を発揮していません。
放っておくとサボるのが脳です。
世間の動向や洗脳によって作られた当たり前だと思っていた自分のなかの常識を、ほんの少しでも動かす(シフトすること)ことが始まりです。
俗にいうパラダイムシフトと呼ばれるものです。
※パラダイムシフト・・・その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化すること
ちなみに変化を意識し実行すると、最初で最大の難関である「今までと違うぞ!」という警告のような体の不調であったりと心の不調といった状態が起こることが多いです。
これは人間特有の恒常性(ホメオスタシス)によるものです。
動物は変化を嫌い恐れるように遺伝子的にもできているそうです。
もちろん人間も例外ではありません。
恒常性は、最初のテストでもありますから負けずに抵抗していけば、変化後の状態が普通になり慣性の法則により安定していきます。
遺伝子的に最初の1歩がなにより難しくできています。
狩りをしていた時代に変化を伴うことは、死に直結したという背景もあると思います。
恒常性(ホメオスタシス)を乗り越えるためにも、一本の芯は必要になってくるはずです。
「心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる」
という格言もその通りだなと今になって思います。
この記事へのコメントはありません。