経歴~就職1社目~

初めての会社就職

内定が獲れなかったので、愛知県の実家にいったん帰ることにした。

ちょうど、横浜の遊園地の面接不合格通知が届いたころであった。

新聞の折り込み広告からから、航空会社の手荷物を仕分けする求人が出ておりそこに応募した。

面接も1次面接だけでけっこう簡単なものだった。

結果は内定をもらい、4月から働くことになった。

やはり新卒で正社員の内定が出るというのは嬉しかった。

もちろん定年まで続けるつもりで、入社を決め、意気込んでいた。

実家にはいたくなかったので、自転車で送迎バス乗り場まで行ける距離のところにマンションを借りて通勤した。

15分ほどの自転車移動し、駅から送迎バスで15分ほどの移動し勤務に向かう。

このころの体は今よりずっと元気だったと思うけど、幸せかどうかと聞かれたら返答に困る生活状況ではあった。

結果的には、遊びたい欲が押さえきれなくなり、働くことの意味がわからず我慢する生活に疑問を感じ、1年で退職することにした。

仕事内容・待遇面

仕事内容は空港内で、顧客が預けた旅客手荷物がベルトコンベアで流れてくるので、それを行先別にコンテナに仕分けることがメインの仕事であった。

他には逆に着陸した便の手荷物をコンテナから降ろして、ベルトコンベアーに乗せて返却することや簡単なカウンターの受付などであった。

けっこう仕事内容的には楽しかった。

しかし空港の仕事は5時とかに起きて6時から始業なんてこともよくある。

若いときは、とにかく眠い。

月の休みは月に7日か8日ぐらいであった。

遊びたい盛りもあって、出勤途中に電車に乗って逆方向の名古屋に遊びに行きたいとしょっちゅう思っていた。

やはり世間の常識では、月7日や8日が普通なんだけど、自分にとってはすごく少なく感じた。

目覚まし時計も爆音のするやつを2個置いて無理やり起きていたりした。

残業時間は月に60時間ほどで、すべて支給されたと思う。

給料は手取り20万円ほどであった。

しかし、当時から働くことの意味が分からずにいた。

正社員だったからボーナスも20万円ぐらい支給された。

ボーナスらしいボーナス貰ったのは今のところこれが最初で最後w。

会社の人間関係

仕事の覚えは少し悪かったと思う。

というよりもミスもなく普通に仕事は回るのに、それ以上のことを求める意識高い系が多かった印象だ。

また入りたての頃に知らず知らず、人気のない派閥に入ってしまい、風当りが強かった気がする。

また一人どうしても合わない上司がいた。

普通に仕事が回るのに、

「こうやればもっと効率いいよね」とか休憩時間に休憩してたら「自分の担当の便の荷物が増えとるのに、なに休憩しとるんじゃ!」

といわれたり、皆の前で怒られたりした。

自分に与えられた業務を普通にやっているにもかかわらず、細かいことに口出ししてくる。

そうなってしまった原因は、第一印象と見た目が考えられる。

のび太みたいな体格とメガネをかけていたためだ。

ちなみに、このときに親友と呼べる人ができた。

ある意味人生は分からないものだと思う。

齢は10歳上で人生経験も豊かで、刑○所に入ってたこともある人だが、いい人で悪い遊びなども含めていろいろ教えてもらった。

偶然にも、その人の会社の社長とオレが同姓同名だったため、先方から気を使って仲良くしてくれた。

相談もいろいろしたり、守ってくれたり、いろいろ連れてくれて頂いたり夜通し語り合ったりとホントお世話になりました。

「なにがあってもオレは味方だから」って言われたとき思わず涙が溢れたこともある。

異性関係

職場の男女比率は、8割が男であり、残りの2割の女性も異性として見れる人ではなかった。

そこで当時も彼女が欲しかったこともあり、アグパというお見合いパーティや出会い系サイトのラブサーチをやるも実ることなく、素人童貞であった。

ナンパする勇気は全くない。

というよりも、その選択肢を無意識のうちに排除して思いつきもしなかった。

出会いカフェが流行り出したこともあり、挑戦するが茶飯で金を絞り取られる始末(笑)

女性の扱いが全く分からなかったのだ。

性欲はほとばしる年齢なのに、女のいない辛さは男にしか分からないと思う。

しくじりと思われること

  • 寮でなくマンションに住んだしくじり
    寮に入りお金を貯めるのがベスト。当時、車の運転に自信がなかった。
    ここで逃げてしまうと、この先ずっと運転を避けて仕事の幅が減ることになる。敷金礼金、家具に50万円使うなら車を購入し寮から通ったほうがよかったと思う。
  • 最初の印象が悪く入る派閥を間違えたしくじり
    最初にのび太みたいなヤツと思われたら舐められる。また、少数すぎる派閥に知らずに入ってしまったためやりづらくなってしまった。
  • 言い返す力をこのときから身につけなかったしくじり
    なにも言いかえさないと認識されると、非難する人がいるということをこの時期に実感した。

やってよかったこと

  • 自分の意志で自分の希望するところに就職できたこと
    当たり前だけど、高校受験と違って自分の意志で決めることに意味があり、後悔は少ない
  • 心の壁を作らず友達を作ったこと
    心閉ざしていたら、あんなに仲のいい友達はできなかっただろう
  • 1年は同じ仕事を続けたこと
    耐えれる辛さだったかもしれないけど、当時根性もなく、飽き性の自分が1年は続けることは自信につながった

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